白と黒のあいつがやって来た日

2018年9月29日

 

一年ほど前のことです。

台風シーズンで忙しく仕事をさせて頂いてる中、うちの工場の山積になった段ボールゴミ置き場の中から小さな声が聞こえました。

そーっと覗いて見てみると~♪・・・。

 

 

白と黒の生まれたばかりの仔猫が1,2,3…6匹!((+_+))

ダルメシアンかっ!?ってくらい、みんな白黒。

母猫はビックリして飛び出して行きました。

大抵、人に見つかると母猫が仔猫を連れて引越しするのを知っていましたが、翌日には台風が来ることもあり、防風雨になればびしょびしょになってしまうのでちょっと奥の方に押して段ボールを掛けました。

お母さん、早く引っ越してくれよ~!

なんせ、3年前には工場の中で野良猫が出産し、仔猫は走り回るわ、ノミが発生するわ、里親探しするわで大騒ぎだったので、今回は悪夢が蘇りました(~_~;)

もともとうちには保護猫が2匹いたので、その時、結局最後に残った1匹は、愛着沸いちゃって3匹目のうちの家族に。

さて、話は戻りまして台風が通り過ぎ、様子を見に行き耳を澄ますと鳴き声は聞こえない。

段ボールを覗くと空っぽ…?かと思いきや、1匹の仔猫が横たわって残されていました。

動かず、口は開いてベロが乾いて出ていたので死んでいるようでした。

まだ生後3日くらい、母親もあきらめて残していったのでしょう。

手のひらに乗せると冷たく、どこかに埋めてあげようかと考えてると、微かに前足が動いたのでまだかろうじて生きてるようでした。

どうしよう(~o~)

とりあえず、以前、最初にうちに来た仔猫が弱って死にそうなとき動物病院で見た処置を思い出して真似てみた。

ジップロックに暖かめのぬるま湯を入れ、それを2つ作り、必死になって死にかけのあいつをサンドイッチして体を温めてみた。

乾いた口も湿らせてあげて、しばらくサンドイッチ状態を続けてみると、明らかに体を動かすようになってきました。

体温を上げるのがこんなに効果的だとは!死にそうな仔猫に出逢ったらやってみて下さい。この方法おすすめです。

それから猫ミルクと哺乳瓶を買ってきて与え、数日でちゃんと飲めるようになったので一命をとりとめました。

家族と世話して、ミルクあげたり、おしっこさせたり。

う〇ちは、私じゃないと出なかったなあ、懐かしい。

ん~、目も開いてきて元気になったのは良かったけど、飼うのだろうか?4匹目(;’∀’)

 

 

 

 

まぁ飼いますよね、愛着沸いちゃいましたから。

今はすっかり我が家の一員となり、先輩猫と一緒に生活しています。

でもあいつちょっと生意気、アール君(-_-)

うちの奥さんにベタベタで、私にはあまり近づいてこないし!

いいけどね、生きててくれたから。